免震・耐震・制震模型

No.236 3種比較模型 / ひろしま住生活月間実行委員会(事務局:広島県庁) 2020.11.28

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ひろしま住生活月間実行委員会という広島県庁に事務局を置いた団体様からのご依頼です。この文章を書いている私もよくわかりませんでHPなどを調べてみたところ、広島の住宅関連やハウスメーカーの協会、建築事務所の協会、国土交通省中国地方整備局などなど…、が集まった団体だそうで、いろんな展示会に出展して防災・防犯・空き家対策や地震に関連する模型の実演などをされているようです。

まずは動画をご覧ください。

一番左は「耐震」 / Seismic resistance

文字通り地震の揺れに対し建物の柱や筋交いのチカラで耐えています。

つぎに真ん中が「制震」 / Seismic control

こちらは1Fの柱の間に赤いフレームを取り付けその働きによって揺れを制しています。

最後に右が「免震」 / Seismic isolation

建物そのものを地面から離し、直接の揺れから免れています。

動画でもお分かりの通りそれぞれに違った揺れ方をしていますが、実は柱や屋根など住宅の形をしたものは3つとも同じ作りでできているんですよ。そこに赤いフレームを取り付けたり、基礎に免震装置を設置することでこんなにきれいに差が出るんですね。

一見するととてもシンプルに見えるし、3つとも同じ作りでできているなんて書くと簡単にできてしまうと思われがちですが、そんなことはありません!テマエミソになりますが、長く地震関係の模型を作る中で、いろんな企業様の開発された独自な機構の再現、研究所様の揺れ具合に対するシビアな要求に応え続けている中で獲得してきたアイデアとノウハウがいっぱい詰まっているのであ~る。

今回の模型はそれぞれの地震に対するアプローチの違いを説明するためのものですので、どの構造が優れていてどの構造が劣っているということはありません。それぞれに長所があり短所があることを理解していただく作品です。

緩衝材で梱包していただければヤマトBOXチャーター便にて運搬できます。