建築模型

No.234 名古屋城天守閣木造復元模型 2020.10.29

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タイトルからもすでにお分かりの通り、「名古屋城」です!!!
今回の模型はウレシイことに色んなメディアに取り上げていただきました! ので、早速動画や記事を添付します。

◆産経ニュース https://www.sankei.com/photo/story/news/201022/sty2010220022-n1.html

◆建設通信新聞 https://www.kensetsunews.com/web-kan/503140

制作担当の野田のインタビューを見ていただけましたでしょうか?
どうです?あの堂々たる受け答え。ここの文章では饒舌にしゃべっている私でもいざ取材となるとキンキンに緊張してあんなにしっかりしゃべれませんよー…(笑)ま、わたしのあがり症はさておいて、この作品に話を戻しましょう。

弊社でのプロモデラー歴も相当長い野田はもともと寺社仏閣の建築模型製作にいつか携わってみたいと思っていたそうです。長く一緒に仕事をしてますが初耳です。
なんでも、何年か前に「古民家保存模型」という作品を弊社でお作りしたときには、他の物件とのタイミングが合わず別の担当者に仕事がいってしまったのをハンカチも咥えて「イ~ーーッ」だったそうです。そんな野田の怨念が伝わったかどうかはわかりませんが、今回うってつけのお仕事が名古屋市役所様から舞い込みました。空気を察してくれたんでしょうか。

今回はめでたく仕事のタイミングも良い。そして何より細かい部分の仕上がりの良さを見込んで代表の長谷川が野田を指名しました。ヨカッタ!(後日談ですが「寺社仏閣の建築模型製作に携わってみたいと思っていた」ということは長谷川は知らなかったそうです…笑)

さて今回の模型、お客様のご要望は2つ。屋外の展示も考え対候性のある素材を使用すること、そしてイベント等の展示時には直接手で触れられるようにするため細部のディティールは保ちつつ頑丈に作ること、です。
なので、いつもの建築模型で使っている材料や部品どうしの接着方法のノウハウを一旦ポイっと捨ててしまって、素材選びまたそれらに適した接着方法を模索するところからスタートしました。
3Dプリンターや切削機、型抜き成形、レーザー加工などあらゆる技術を駆使し形作っていったのですが、その部品の数の多さにときどき心が折れそうにもなったそうです…。痛いほどワカリマス。

そんな苦難を乗り越えながら建立した模型でぜひ見ていほしいのは、石垣を一つ一つ別の色で塗っているところや、しゃちほこの金色の輝き、さらには瓦屋根にわざと「汚し」を入れて風合いを出しているところです。プロっぽい言葉でいうと「ウェザリング」ですね~。エッヘン!このウェザリングをすることで単色のオモチャっぽさが消えて、全体の雰囲気がなじんで落ち着くんです~。
そして野田がインタビューで答えた通り一部が軸組み模型(柱や梁の骨組み)になっているところがミソですね!!!名古屋だけに…。

スケール/1:100
屋根・石垣/樹脂製
柱・梁/木製