HASEGAWA MOKEI Co., Ltd.

重要文化財ホジ6014号蒸気動車が鉄道輸送の発展に貢献してきたことや、車両の構造的な特徴などについて、歴史に触れながら紹介する企画展「ホジ6014号蒸気動車のすべて」に展示するとびっきりの模型です。企画展の詳細は下記リンク↓↓↓

リニア鉄道館様のサイト https://museum.jr-central.co.jp/history/exhibition.html

詳しい情報はコチラに https://railf.jp/event/2021/03/06/152500.html

鉄道にあまり興味のない方にはふつうの車輛のように見えるかもしれないですが、実はコレとっても特別なんです。どこが特別かを説明するためにみなさんもよく知っている「機関車トーマス」を思い出してもらえるとわかりやすいかもしれません。動力を作り出すために頑張っている蒸気機関車の「トーマス」とそれにつながれている客車の「アニー」はそれぞれ別ですね。ところがこの蒸気動車はで「トーマス」と「アニー」が合体しているんです。もっと細かく言うと「アニー」の先頭部分に「トーマス」が埋め込まれ、またメンテナンスのためにその部分(機関走行部)が容易に取り外しができたそうです。

ということでリニア鉄道館様との製作初めのお打ち合わせでは、その肝である「機関走行部の取り外し」を絶対条件!さらには取り外す際の「扉の開閉」や「車輪の回転」も表現してほしいとの要望をいただきまして、その本気度がビンビン伝わってきます。

大昔の手描きの三面図から3Dデータを作成。複雑な3次曲面の屋根は3Dプリンターで、外壁やシャーシなどの比較的に平面な部材はアクリルをレーザーで切り出し。両者にある精度のズレに苦労しながら組み上げます。特に車輪(駆動伝達部)は複雑に部品が絡み合っているため、組んでは回し、干渉があれば部品を出し直し、そしてまた組んで回す。「ちょっと待て、この部品はどこに作用してるんだ?」と疑問が出れば蒸気機関車の動画を探し、それを観ながら回す…。

そんなこんなでやっと組みあがりましたら最後は塗装です。大昔の職人が刷毛で塗ったであろう壁面の板は、その時代に思いをはせながら一枚一枚筆で凹凸を出し、その後スプレーガンでトビ色を塗布。布を貼り付けていたズック仕上げの屋根はスプレーガンで塗ったあとにキッチンペーパーで押さえて布っぽさを再現。車輪にもザラザラの粒を吹き付け鋳物の表情を追求しました。

ぜひリニア鉄道館に足を運んでいただいて実物を見てみてください。コレが模型屋の本気です。

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